アパート建築Q&A

なぜ、相見積もりが必要なのでしょうか?

Q. なぜ、相見積もりが必要なのでしょうか?

私自身は、15社にとったことがあるのですが、15社もあると価格が実に数千万単位で違うことがあり、値段って一体なんなんだろう?と考えることがありました。言っていることも工務店によって全然違いますし。15社の中でも良いなと思える上位ランクのものもありましたし、私にとってあまり信用出来ないなと感じた会社もありました。

もし最初に相談した1社が、その信用出来ないと感じた会社だったら、良いアパートが出来なかったと思うんですね。15社はやり過ぎかもしれませんが、一般的にオススメしているのは3~6社くらいの工務店から見積りを出してもらって相談して、比較できる自分の目を養うというのが大事だと思います。

私たちは生活する上で、必ず何かと比較して判断していると思いますが、アパート建築は人生にたくさん経験がある訳ではありません。1社だけ見積り相談して、後で後悔するということにならないように、3~6社くらいの工務店の話を聞くというのをオススメします。

よく聞くのは、何社も聞くと疲れてしまう、また営業されるのではないかと思い、不安を持たれてしまう方がいるということなのですが、それは全く逆だと考えています。

大手中小限らず、しっかり仕事が取れる優良な工務店は、忙しいです。だから、お客様が優柔不断、やる気がない、余計な営業かけて欲しくないという時は、必要最低限の提案しかおこないません。逆に過剰なセールスをしてくるところは、仕事がとれてないが故にそういった行動になるとと考えられます。

すこし余分に多く人の話を聞くということで、1千万、2千万という単位で価格を抑えられたり、適正価格に近付くと考えたらどうでしょう?時給に換算したら、自分の時給が1千万、2千万の仕事になるのと同じだと思うんですね。今の日本の経済状態から見ても、この価格差はその後の賃貸運営に大きく影響してきます。1~2時間話を余計に聞いても非常に価値があることなので、面倒くさいと思うのは大変もったいないことです。

そういう視点で色々な工務店から話を聞き、比較するのが大事だと思います。

※私たちが実際に建築した工務店を含め、工務店を紹介してほしいという方にはこちらでご相談にのっています。